平成2020世紀日記

大学生の視点から社会、政治、映画やアニメ、自分の事から身近なくだらないことまで語るブログです。

前澤社長の1億円と俺の1万5000円

 お久しぶりです。

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

 そして、今年もよろしくお願いします。

 

 2019年始まってまだ二週間も経っていないけど、すでに世の中では多くの出来事が起こっていて、特に多くの人の関心を集め、賛否両論や悲喜こもごもな状況を生み出したのは、このツイートではないだろうか。

 2019年1月12日現在で約530万リツイートを叩き出している、あのZOZOTOWNの社長、前澤友作さんのツイートだ。

かくいう俺もリツイートさせてもらった。(残念ながら当たらなかったが)

 

100万円を100人に。

 

そんなパワフルな企画で日本国内の話題をさらい、TwitterのRT数世界記録を更新したこのツイートだが、このブログを読んでくれている方の中には知っている人もいるかもしれないが、俺も12月の中旬からクリスマスプレゼントキャンペーンと称して、Clanberryと連動した企画を行っていたのだ。

 こちらは54リツイート

まあ100万円を100人と5000円を3人では、企画の大きさがそもそも違うわけなのだが、今日はこの2つの企画を振り返っていこうと思う。

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Clanberryがクリスマスプレゼント企画を行った理由は、ひとえに多くの人にサービスの存在を知ってほしかったからだ。

公式アカウントをフォローして、RTして、Twitterアカウントだけでできるユーザー登録をするだけで5000円が手に入るチャンスを得られるなら、多くの人が参加してくれ、Clanberryの名が広まるだろうと思っていた。

 

しかし現実は甘くなかった。

 

はっきり言おう。

この企画は成功したとは言えない。

特にトラブルなく終えることができたので大失敗とまでは言わないが、失敗だった。

 

というのも、まず前提としていた条件が大きく崩れたのが原因だ。

5000円という金銭的な価値のあるものを提示すれば、多くの友達が参加してくれるだろうと思っていた。大学生は時間はあっても金はないからだ。

しかしその読みは大きくハズレた。

多くの人に宣伝をしたのにも関わらず、ほとんどの人はこの企画に参加すらしてくれなかった。

無料で参加でき、応募手続きも1分ほどなのにも関わらず、友人からの参加は数名だった。

これにより企画の前提が崩れた。

ここを俺は読み間違ってしまったのだ。参加しなかった理由はいろいろあると思う。

参加方法が分かりにくい、クリスマスの時期ということもあって様々な企業がプレゼント企画をしていて、友人からのRTに嫌気が差していて自分もやりたくない、無料であろうとサービスに登録したくない、などなど。

5000円にはそれらの障害を打ち破るほどの価値はなかったのだ。

 

その後、懸賞専用アカによるRTが続き、応募期間は終了となった。

12/25の配信クエストに3名にだけ当選クエストが混じるようにし、そのクエストのツイートをTwitterに投稿して当選確定としていたのだが、当選者を3名出したにも関わらず、ツイートをしたのは1名のみで、翌日その方にAmazonギフトカード5000円分を渡してキャンペーンは終わった。

 

結局俺は5000円しか使っていないわけで、その費用対効果を考えれば、この企画は大失敗とまでは言えないが、失敗だった。

ただ単にばらまくだけではだめだったのだ。

ただお金を賞品にするだけでは友人の参加も促せないのだ。

それは金額の問題かもしれない。5000円を3人ではやる気が出ないのかもしれない。

だが、俺はこのことでプレゼント企画の難しさを痛感したのだ。

人を動かすのは大変なのだ。

 

そんな俺の企画とは全てが違う前澤社長の1億円お年玉。

その詳細や流れは今更俺が語るまでもないだろう。

あの企画は大成功を収めた。

俺の企画と何が違かったのかと言われれば本当に全てが違うのだが、あの企画はただ単に金額が多いから成功しただけではないと思う。

 あのツイートについている二枚の画像。特に年賀状をモチーフにしたほうだが、郵便番号の部分が100ー0000となっていて、百万円を表している。

俺はそれに気づいた時、うまいなぁと思った。

 

1億円企画がスタートし、大きな話題を呼ぶと、ネットではそれを懐疑的だったり、否定的だったり、斜に構えた見方をする人が現れた。

景表法に引っかかるんじゃないか、お金をただばらまいて下品、広告打つよりお金をあげた方が効果が高いのかどうか興味深い、無償の譲渡契約は一方的に取り消せるなどなど。

 

それらの人に言いたい。 ダサい。

 

なにかアラを探そうとしたり、100万自体は興味ないけど企画自体は興味深いねと斜に構えたり、そんなのはかっこよくもなんともない。

この企画は凄かった。凄かったのだ。

そして100万円も欲しかった。凄く欲しかった。

これでいいのだ。