平成2020世紀日記

大学生の視点から社会、政治、映画やアニメ、自分の事から身近なくだらないことまで語るブログです。

Clanberryの疑問や秘密について全部話します!

友人と共同で作った「Clanberry」をローンチしてから二週間が経った。

徐々にユーザー数も増え、定期的に利用してくれる人も増えてきている状態だが、まだまだサービスへの理解が進んでいるとは言えない状況だ。

そこで今回は、Clanberryの開発理由やサービスの狙い、そして近日実装予定のアップデートから、Clanberryグループの新プロジェクトまでいろいろ話していこうと思う。

ぜひぜひ最後まで読んで欲しい。

clanberry.app

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 Clanberryのアイデアのきっかけはローンチ時の記事でも書いたが、今回はそれをなぞりながら、よりボリュームアップしたものをお届けしようと思う。

 

 最初に言っておこう。

Clanberryは人に新しい可能性を提案することを目的としている。

これは今回制作したWEBサービス「Clanberry -クエストボード-」ももちろんそうだ。

 

下記のstartappさんで掲載させてもらった記事でも述べているが、Clanberryは何も予定がない日にちょっとした話題やお題を提案することを目的として作られている。

startapp.jp

例えば、土曜日、お昼すぎに起床して、ダラダラとスマホを触りながら家にあったもので簡単にお昼を済ませ、その後もベッドでダラダラしながらスマホでゲームをしたり、YouTubeNETFLIXを見るなんて生活、ないだろうか?

そんな時に友達から「映画でも見に行かない?」「夜の合コン人足りないんだけど」なんてLINEが来たら、どう思うだろう。

きっと一番最初は、無意識か意識してかは分からないが、「面倒だな……」と思うんじゃないだろうか。

でもなんの映画を見るかを話したり、どんな人が合コンに来るかを聞いたら、徐々に行ってもいいかなという気分になって、「おっけー。じゃあ何時にどこどこね」というLINEを送ることだろう。

そうして出かけて、夜に家に帰った時、「あー行かなきゃよかったな」と思うことなんてどれだけあるだろう。

ほとんどの場合、「行ってよかったな」と思って家に帰ってくるんじゃないだろうか。

 

人は、「何か面白いことが起きないかなぁ」という冒険願望と、「この何気ない毎日がずっと続けばいいのになぁ」という安定願望のジレンマの中に生きているような気がする。

友達と学校帰りにどこかへ寄って駄弁る青春真っ只中にいる時や恋人とラブラブで毎日のように会っている付き合いたての時は、この生活がずっと続いたらいいなと思うだろう。

逆に、社会人になって変わり映えのしない毎日をただ生きているだけの時や学校のイベントが何もなくテストが近づいてきている時なんかは、何か楽しいことないかなぁと探すだろう。

 

別にこれはある程度の長さのスパンでなくても、ディズニーランドに行った日とその次の日みたいなことでも、人の気分は変わる。

楽しい時は、その楽しい瞬間をインスタに投稿すればいいだろう。

でも何か面白いことないかなぁと気分が沈んでいる時、その憂鬱を深夜にTwitterに連投して、朝起きた時に消すようなことをしていても、何か面白いことはやってこない。

 

面白いことは起きるものじゃなくて、探すものだからだ。

 

何も予定がない休日、友達と会えない大学の空きコマ、何を食べるか決まらない時、友達と駅で落ち合ったはいいけど何も決めていない時、そういう「何か面白いことないかな」とふと思う瞬間に、開いて欲しいWEBサービスとしてClanberryを作った。

だから、毎日ランダムに配信される3つのクエストは、全てを実行しなければいけないわけじゃないし、毎日やらないといけないものでもない。

やったことに対してClanberryとして提供できる価値は特別ない。

 

だけど、ふと「何かないかな」と思ってClanberryを開いて、そこにあったクエストがたまたま目に止まってやってみたら、良いことがあるかもしれない。

Clanberryにはいろんなクエストがある。馬鹿らしいものからハートフルや真面目なものまで本当にいろいろだ。

そしてそのクエストとの出会いは、もしかしたら一期一会かもしれない。クエストを実行しても、それによって偶然に良いことが起こるなんてことは滅多にないかもしれない。

でも、クエストがきっかけで、久しぶりに両親に電話をかけたり、片思いの人に告白する後押しになったり、人との出会いになったり、ちょっとした思い出ができたらいいなと俺は思う。

人生にセレンティピティを与えるきっかけにClanberryがなれたらいいな、そんな思いで俺はこのWEBサービスを作ったのだ――

 

だから、クエストが興味ないものばかりで当たり前だし、目を引かなければやらなくてもいい。俺もやらないでスルーしているクエストはいっぱいある。

登録してもクエストを実行しなければいけないわけじゃないし、ふとした時に開いてみるっていう使い方も本来の使い方の一つだ。

偶然出会った「何か面白いこと」の体験を多くの人共有してもらうためにTwitterの連携機能を付けているだけで、レイバンのサングラスの広告をツイートさせるためにアカウント連携機能を付けているわけじゃないので、ぜひそこは安心してほしい。

アカウント情報を管理しているのはTwiiter社で、パスワードなどはClanberry側では一切管理していないので、乗っ取りのようなことがClanberryから発生することはないので、もしそれが引っかかっていて使っていない方がいたら、安心してもらえると嬉しい。

 

次にClanberryという名前やロゴについての秘密を話そうと思う。貼り付けた記事の中でも若干語ってはいるが、あれはほんの一部だ。

まずClanberryという名前だが、これは想像の通り果物のクランベリーから来ている。しかし果物のクランベリーのスペルはcranberryなので、RがLになっている。

それには理由があって、clanという単語がある。これは「一族」という意味があるのだが、オンラインゲームなんかでチームを組む際に、「クランを組む」なんて言うが、そのクランだ。

人の集まりであるclanと果物のcranberryを掛けた名前だが、そもそもなぜ果物の名前を使ったのか。

それは、ブランド名はカッコ良さと可愛さを掛け合わせたものがいいという俺のこだわりからだ。

流行っているサービスの多くは、カッコいいのと同時に、どこかに可愛さもある、と俺は思っている。

クランというのはどちらかというとカッコいいイメージの言葉だが、これだけではただカッコいいだけだ。可愛さを足すために果物の名前と掛け合わせたのだ。それにクランベリーは粒がたくさん集まっている果物なため、それも人が集まるというのをイメージしている。

ロゴについてだが、これに関しては俺が自分で全部作った。割とロゴマークについては好評なので、俺自身結構嬉しいのだが、クランベリーの実と葉が3つずつなのは、デイリークエストが一日に3つ配信されることと、「三本の矢」「三人寄れば文殊の知恵」と言われるように、3のバランスのとれた強さをモチーフにしていたりする。

 

さてさて、話は変わるが、サービスのローンチ当初から、多くの人にご要望をいただいていることがある。

それは、クエスト内容をTwitter上のツイートから見れるようにしてほしいというものだ。

現在、投稿されたツイートのクエスト内容を知るためにはいちいちツイートに貼られたリンクを踏まないといけない。これが非常に不便だった。

だが、安心してほしい。近日行われるアップデートで、ツイートを見るだけでクエスト内容が分かる機能の実装が行わる予定だ。

エスト実行のツイートの印象も大きく変わるはずなので、今既にClanberryを利用している人も、これから利用を考えている人もぜひぜひ楽しみにしていて欲しい。

 

そして最後に、冒頭でClanberryは人に新しい可能性を提案することを目的としていると言ったが、それは何もWEBサービスだけでしかできないことではない。

現在、リアル世界で大きな変化を起こすClanberryの新ブランドを計画中だ。

プロジェクト名は「City Tag」

こちらも近いうちに詳しい告知をする予定なので、期待しておいて欲しい。

内定もないのにこいつは何をしているんだと思われる方も多いとは思うが、今やりたいことをやるというのが俺の人生の哲学だから仕方ないのだ。

それではまた次の記事で会いましょう。