未だに内定ゼロだし、自分起業よろしいか? って言ってるけど……
こんばんは、Kazmaです。
最近はNetflixで映画や前から見ようと思っていたアニメを見る生活を送っています。
そして時たまエージェントから紹介される企業にエントリーし、面接を受けに行く……
今回はそんな今の生活を送る中で思うことを記事にしています。
なんだか暗い雰囲気な始まりになってしまいましたが、僕は元気なので大丈夫ですw
例え話をしましょう。
友達と3人で、話題のスイーツ店に行ったとします。
その店の看板メニューは、マンゴー味のかき氷だったとして、でもメニューを見たらイチゴ味も美味しそうだったとします。
値段的にも量的にも2つ頼むのは多すぎる。シェアするって感じでもない。
人気なマンゴーと、自分好みのイチゴ。
友達2人はマンゴー味にするという。
そんな時、あなただったらどっちにしますか?
ちなみに僕はマンゴーにします。(ちなみにこの例え話、台湾のアイスモンスターがモデルです)
なぜならお店のメニューの時はとりあえず定番を選ぶのが僕の基本スタンスだから。
でも定番メニューがない時、もしくはあっても自分の食べたいものとはどうしても
違う時。
そういう時、僕は定番じゃなくても、友達と違うものでも、自分の食べたいものを頼みます。
でも、いざ料理が運ばれてきて友達と一緒に食べ始めても、違うものを食べているのだから感想を共感しあうことができません。
自分はこれが食べたかったのだからいい、と納得していても、やっぱりみんなと同じのにすればよかったかなと若干後悔した経験、皆さんにもあるんじゃないでしょうか?
人と違う道を選ぶ時、その道にどれだけ自分が納得をしていても、一抹の後悔や不安は付き纏うものなんじゃないかと、僕は思っています。
食事は一瞬です。食べ始めに若干の後悔があっても、すぐに食べ終わって忘れてしまいます。
でも、人生の道を選ぶ時、それは食事よりもうんと長いです。
途中で引き返すことができても、もといた時間には戻れないし、そもそも引き返してやり直すことさえ難しいこともあります。
僕の人生のモットーは、「今やりたいことをやる」です。
逆に言うと、今やりたくないことはやらないわけです。
なぜそうするのか。
これをモットーにした理由はまた別の記事で語るとして、僕は人生とは今の連続体だと思っています。
「〇〇をすれば5年後にはバラ色の人生がある。」
仮にそうだとして、でもその〇〇が苦痛でしかないものなら、その未来までも5年間は辛いものになり、その間の人生は楽しくないでしょう。
そして〇〇をしたことで得られたものは、思い描いていた通りのものでないこともあるでしょう。
人生は今の連続体なのだから、仮に五年後にバラ色になると言われても、それまでの今の積み重ねがつまらなければ、きっと人生はバラ色にはならないんじゃないでしょうか。
中学を頑張れば高校に入ってから遊べる。
高校を頑張れば大学に入ってから遊べる。
大学で頑張れば会社に入ってから遊べる。
会社で頑張れば退職してから遊べる。
だから僕は基本今だけを見て生きています。
それとは別の話で、みんな小学校の頃は、自分はなんでもできる、といった感じの万能感を持ってはいなかったでしょうか。
「俺はこの封印されし右手に闇の力を秘めていて、この封印を解いてしまったら世界が崩壊する」みたいな中二病の話ではなく、自分は今は子供だけど、どんどん成長するに連れて、できることが増えていって、いつかやりたいことは全部できる、みたいな感覚です。
僕はそれがなんとなくあったと思います。
そしてその万能感を今でも自分の中に持ち続けようとしています。
話を戻しましょう。
僕がやりたいことは、自分のやりたいことで生きていくことです。
なんだかYouTubeの謳い文句みたいになってしまいましたが、やりたいことを仕事にしたいわけです。
就活もずっと自分のやりたいことと会社のマッチングを重視していました。
自分の中で合っていると感じた会社は合ったものの内定がもらえず、そのうちとある企業の社長さんに最終面接で「君は自分で起業とかしてほうがいいかもよ」と言われ、今は起業を考えています。
しかし、起業は簡単ではないと思っています。
いやまあ、起業するだけなら今は資本金1円から起業できるのでまあできるとして、その事業をビジネスとしてやっていくのはとても大変だと思います。
人脈もない、スキルもない、そんな僕がいきなり起業は大変でしょう。
友達と就活や内定が無いという話をして、僕が「起業かなぁ~」と冗談っぽく言うと、
「起業とか合ってそう」
「会社で働いているイメージない」
と言われることは多いです。
けれど、起業して成功する保証はどこにもないし、当然彼らの言葉も保証にはなりません。
日本社会は一度レールから外れた者に厳しいといいます。
犯罪者はともかく、進学、就職などのライフステージのエスカレーターから外れるともう元の道に戻るのは難しいと。
多くの人は、子供の頃、大人になったら何でもできると思っていた幻想から覚め、逆に大人になればなるほど何でもはできないと思っていきます。
それは僕も同じです。
ノーベル文学賞と化学賞を両方取って、オリンピックで金メダルを取ることは不可能でしょう。
けれど僕は、人とは違う何かをできると思っています。
そして同時に、自分にしかできないことをやるべきだと。
しかし今の現実はそうはなっていません。
内定は無く、友人と共同で作ったWebサービスも流行っていません。
卒業がどんどん近づいてきていて、親からの生活費はもう貰えません。
今住んでいるアパートの家賃が今後払えるのかも分からない。
そんな現実を前にしたら、モットーとか万能感とか、そんな時期外れの中二病みたいなものはさっさと治して、自分は普通の人間なんだと自分を納得させて、今後の人生を生きていくべきなのでしょう。
夜遅くまで働いて、節約して貯金して、今まで育ててもらった親に温泉旅行でもプレゼントするべきなのでしょう。
このまま、起業やなんだと夢を語って、30までフリーターをやって、親孝行どころか実家に帰る交通費すら惜しいと思う未来になるかもしれません。
SNSやブログで偉そうなことを語って、実社会では何の地位も名誉もないような人間になるかもしれないです。
でも、それでも、僕は諦めたくないと思っています。
夢から逃げない。
以前ゲームについて語った記事を投稿しました。
その中で僕は、ゲームの中で自分は勝ちから逃げないようにしてるといいました。
いろんな人生があっていいと思います。
それぞれどんなふうに人生を生きるか、人生の価値や勝ちを何に置くかは人それぞれです。
でも、自分の考える人生の”カチ”がもう決まっているのなら、そこからは逃げたくないのです。
たしかに人と違う道を歩むことになるかもしれない。
上手くいく保証はどこにもない。
「自分起業よろしいか?」の言葉の裏には大きな不安が渦巻いています。
だけど、自分を信じなきゃ、それこそ一生後悔すると思います。
だから、僕は万能感を抱き続けます。